立法会の補欠選挙に向けて民主派などの予備選挙を実施した「民主動力」は1月24日、代替候補について会議を行い合意に達したと発表した。25日付香港各紙によると、予備選によって直接選挙枠九龍西選挙区の候補者に選出された姚松炎氏は候補資格が得られない可能性があるため、代替候補の問題が取りざたされている。民主動力は予備選の覚書に調印したメンバーを集めて会議を行い、当初の取り決めを確認。先に第1の代替候補だった香港民主民生協進会(民協)の馮検基氏が辞退したため、予備選で3位だった民主党の袁海文氏が代替候補となることで合意した。最終的に袁氏が候補となるかどうかは民主党中央委員会が25日の会議で決めることになるという。袁氏が出馬して万一落選すれば民主党は非親政府派内での立場が不利となるため、党内でも慎重論がある。また民主派内では自決派が馮氏に辞退を迫ったとみなして特に朱凱廸氏に対する批判が高まっている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180125_6714/