香港警察と政府漁農護理署は1月23日、絶滅危惧種の動物を違法に飼育・繁殖した容疑でペット火葬場経営者と職員1人を逮捕した。24日付香港各紙によると、場所は元朗八郷にあるペット火葬場とその関連施設の計2カ所。場内ではなど1000匹近いさまざまな動物が飼育されており、その中にはベンガルヤマネコ、ブチリンサン、スローロリス、プラチナアリゲータガー、ピラルクー、オオサンショウウオなどの絶滅危惧種約20種も含まれていた。経営者は約1年前にオープンした同火葬場のほかに動物病院とペットショップも経営。ベンガルヤマネコの繁殖・飼育ライセンスを所持している。動物たちはいずれも餌を与えられ、運動できるスペースがあり、飼育環境に問題はなく、虐待容疑には該当しないという。摘発のきっかけは経営者らがFacebookに動物たちの写真を投稿したこと。絶滅危惧種を違法繁殖・飼育している場所があるとの通報が市民から当局に寄せられた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171030_4667/