タクシー乗降禁止区、違反の罰金を引き上げ【香港―経済】

1月17日に開かれた立法会で、交通渋滞の原因となる交通違反の罰金を25%引き上げる案が通過した。18日付香港各紙によると、政府は昨年、50%の引き上げを提案したが、高すぎると立法会議員から反対の声が上がり、約1年の審議をへて、交通違反5項目について25%の引き上げが決まった。新たな罰金は今年6月1日から実施される。制限区内でのタクシー客の乗降が現行の罰金450ドルから560ドルになるほか、乗客乗降時のバスやタクシーの停車時間超過や許可を受けずにバス停留所やタクシー乗り場に停車した場合の罰金が現行の320ドルから400ドルになる、などだ。今回は駐車違反については引き上げが見送られたが、当局では駐車場不足が駐車違反をする合理的な理由にはならないと指摘し、今後どのように罰金や罰則を設定すべきか立法会で検討していくという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171102_4796/

 

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