旧正月お年玉、環境保護や便利さで電子式も【香港―社会】

今年は2月16日に春節(旧正月)元日を迎える。年始には「利是」(お年玉)を配るしきたりがあり、旧正月が近づくと新札の需要が増加するため香港の発券銀行では新札への交換業務を開始するが、今年は2月6日(旧暦12月21日)からとなる見込みだ。1月18日付『りんご日報』が伝えた金融管理局スポークスマンの話によると、今年の開始日程は確定していないものの、例年元日から数えた営業日8~9日前から始めており今年も同様になるものとみられる。また、金融管理局では環境保護への配慮として2006年から、外観が新札同様にきれいな紙幣の利用を提唱している。06年はその割合が20%だったが、今年は45%近くまで増える見込みという。いまだお年玉袋に現金を入れる伝統的なお年玉が主流ではあるものの、近年は電子式のお年玉も増えつつあるそうだ。東亜銀行では昨年、電子式お年玉への反響が予想よりも大きかったことから今年も導入する予定という。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180115_6354/

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