中文大学で「香港独立研究学会」が発足【香港―政治】

香港中文大学でこのほど「香港独立研究学会」が発足した。1月14日付香港各紙によると、中文大関係者が情報交換するフェースブックページ「CUHK Secrets」で12日、「香港独立研究学会」の幹事・会員を募集するメッセージが投稿された。同学会は会費40ドルを徴収し、チラシ配布やフォーラム、セミナー、映画会の開催などを活動内容とする。設立準備委員会メンバーはメディアの取材に対し「異なる立場の学生の加入を受け入れるが、討論するのは『香港独立』実現の可能性」であり、「校内で学生に『香港独立』を討論ひいては宣揚する場を提供する」ことが設立目的であると明言した。中文大はメディアに対して「学生会代表に詳細を確認する。基本法は香港が中華人民共和国の一部であることを明記しており、中文大が関係するすべての活動は基本法の原則を順守して行わなければならない」と回答。中文大理事を務める劉国勳氏は学会の名を借りて「香港独立」を主張するのは「羊頭狗肉」「研究ではなく独立宣伝」と批判した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171113_5005/

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