九龍の最高級ホテルで韓国人男性が妻子を殺害、自身も自殺を計るも死に切れず逮捕される事件が起きた。1月15日付香港各紙によると、逮捕されたのは米国の製菓会社「ロッキーマウンテン・チョコレートファクトリー」を韓国で経営する金CEO(42)。14日早朝、事業の失敗を理由に妻(42)と息子(7)の殺害と自殺をほのめかす電話を金容疑者から受けた友人が、在香港韓国総領事館を通じ警察に通報。警察が現場となったリッツカールトン香港に駆けつけたものの、妻子はすでに殺害されたあとで、容疑者は酒に酔って嘔吐を繰り返していたという。現場の様子から容疑者はアルコールのほかに薬物も摂取していたとみられ、現在も大声で叫び嘔吐するなど取り調べも困難な状況のようだ。ちなみに容疑者のSNSは常に家族との写真が掲載され、妻子への賛辞が並ぶなど不和を感じさせる様子はなかったという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180108_6246/