神戸市は、大学生ら若者のアイデアと企業のノウハウを生かし、神戸産の農水産物(1次産業)の付加価値を高めて6次産業化を目指す連携事業「KOBEにさんがろくプロジェクト」を、平成24年度より毎年開催している。6年目となる今年度は12月12日にアイデア提案会を開き、グランプリほか各賞が決定しました。今年度のプロジェクトは商品開発や栄養学などを専攻する市内8大学29チーム210名の学生が参加。今年度のテーマである「外国人観光客(インバウンド)の商品・サービス」に基づいて7月以降に検討してきたアイデアを各チームがプレゼンテーションやブースでの展示や試食を実施し、農漁業者や企業、一般市民約100名の審査員により決定した。グランプリには神戸学院大学栄養学部の「teamなでしこキッチン」が提案した、神戸産のエディブルフラワーの撫子を用いた「寿司スイーツ」が、準グランプリには神戸芸術工科大学の「HipaHipaグループ」が提案した、神戸産の野菜を使用した「ベジフリ」、神戸松蔭女子学院大学の「花田ゼミ」が提案した「但馬牛(たじまうし)の皮革を用いたレザーグッズ」2点が選ばれた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180104_6200/