衛生署衛生防護中心(CHP)は1月10日、インフルエンザ流行のピークシーズンに突入したことを正式に発表した。1月11日付香港各紙が伝えたCHPの統計によると、呼吸器系患者の検体のうち、インフルウイルス陽性の比率は、昨年12月24日から30日は9.76%だったが、12月31日から今年1月6日には15%へと上昇。うち4分の3はB型ウイルスだ。急患1000人当たりのインフルの比率は195.3人から208.8人まで増えた。重症患者は、年明けから1月9日までに24人いて、うち10人が死亡している(うち7人は65歳以上)。CHPは、一般にB型ウイルスはA型に比べ症状が軽いといわれるが、重症になるケースも報告されており軽視はできないと警鐘を鳴らす。流行のピークは16週続くものと予測され、CHPでは高齢者や子供はワクチンを接種するよう呼び掛けている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170817_2814/