旺角の極狭アパートで12月17日に起きた、薬物中毒者の母親による娘のバラバラ殺人の続報が報じられている。21日付香港各紙によると、西九龍法院で初公判が20日に行われたが、犯人の曹燕・被告(37)は始終、焦点も合っていないような放心状態の表情で、「何があったか何をしたのか自分でもまったく覚えていない」と繰り返すのみだったという。再審は年明けの2月28日に決定しているが、被害者である実の娘(12)の遺体の顔の部分の損傷が著しく、身元確認はDNA判定と四川省在住の実父の来港を待ってからになる見込みだ。また、現場となった旺角の「萬福樓」では、現在、付近に祭壇が設けられており、被害者を知る近所の人たちが連日訪れ、線香を上げているという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171220_6025/