立法会前のデモ、学生を模倣銃所持で逮捕【香港―政治】

立法会での議事妨害を抑制するための議事規則改正に反対するデモ隊が議事堂周辺でテントを張るなどして抗議活動を行っているが、「香港独立」組織メンバーが模倣銃を所持していたことから逮捕された。13日付香港各紙によると、立法会前のデモエリアで12日午後8時半、16歳の男性が模倣銃を所持していたとして逮捕され、香港島中区警察署に連行され取り調べを受けている。香港独立組織「学生動源」は同日、フェースブックで逮捕者がメンバーの1人であることを認め、他のメンバーが警察署に赴いて事情を確かめていることを明らかにした。あるメンバーは逮捕者が葵涌循道中学5年生の劉康氏であることを確認。11月に行われた『明報』主催「学生記者計画」の式典に林鄭月娥・行政長官が出席して記念撮影を行った際、劉氏は画面に「香港独立」と表示したスマホを掲げていたため、学校側から警告を受けた。その後、「学生動源」と「香港民族陣線」のメンバーらが学校に乗り込み学校側に謝罪を要求するとともに校門付近で独立宣揚活動を行う騒ぎとなった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171213_5889/

Share