10年目迎えたミシュランガイド、2018版発行

10年目迎えたミシュランガイド
2018版発行

2018年版ミシュランガイド

『ミシュランガイド香港マカオ2018』が11月30日、出版された。香港は227軒、マカオは65軒のレストランを掲載している。香港の3つ星は昨年と同じ6軒で、「L’Atelier de Joël Robuchon(フランス料理)」「8 1/2 OttoeMezzo-Bombana(イタリア料理)」「龍景軒(広東料理)」「Bo Innovation(イノベーションスタイル)」「すし志魂(日本料理)」「唐閣(広東料理)」が引き続き3つ星を維持した。2つ星は11軒で、今年新たに2つ星を獲得した店はなかった。

1つ星は46軒で、うち8軒が新たに星を獲得した店だ。そのうちの1つ、インターコンチネンタル香港ホテル内にある「Rech」(本紙1477号16面参照)は、今年3月にオープンしたレストランで、開業から1年たたぬうちに高い評価を得ている。

一方マカオは、3つ星は昨年と変わらず「Robuchon au Dôme」「The Eight」の2軒。2つ星は5軒で、1つ星は11軒となっている。

発行記者会見に出席した3つ星獲得シェフら

このほか、18年版ミシュランガイド発行に先駆け10月30日には「ビブグルマン選定レストラン」が発表された。ビブグルマンはガイドブックの発行地によって選定基準が異なり、香港マカオ版では400ドル未満のコース3皿の提供が条件となっている。ビブグルマンに選定されたレストランは、香港が73軒、マカオが9軒。このうち17軒が初掲載となる香港の店で、潮楽園、英記麺家、聚興家、麥文記、徳記、信得過、益新、粤来順、容記小菜王などが含まれる。

『ミシュランガイド香港マカオ2018』は香港では主要書店などで販売中。
 (写真と資料提供・Ruder Finn Asia)

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