香港特区政府が11月末に、2018年から一新するIDカード…

香港特区政府が11月末に、2018年から一新するIDカード(香港身分証)のサンプルを公開した。当局は新カードに9つの偽造防止措置が施されることをアピールしているけれど、個人的に気になるのは顔写真だ。大小2枚の顔写真の配置がこれまでと左右が逆になることなんて、正直言うと、どうでもよい。次に刷新される時までずーっと使い続けるのだから、やはり写りが大事でしょ! と思ってしまう▼カード更新のたびに考えるのが「どのくらい笑ってよいのか」ということ。日本ではパスポートや免許証用の顔写真はあくまで無表情に徹しているという方も多いことだろう。でも、香港の役所などでカードのサンプルを見掛けると、モデルの顔写真はほほ笑みというより笑顔に近いような印象を受ける▼新カードは筆者にとって4枚目のIDカード。これまでは加減が分からず、表情を意識し過ぎて逆に生気が消えてしまった。その結果ゾンビのように写っていたので、今度こそ人間らしく! と誓うのである。(本)

 

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