在香港日本国総領事館は12月6日、「天皇誕生日祝賀レセプション」を金鐘アイランドシャングリ・ラ・ホテルで開催した。各国領事館関係者をはじめ、香港特区政府関係者、日系企業関係者など約720人が出席。在香港日本国総領事兼大使の松田邦紀氏は、返還20周年とともに日本と香港の交流関係について振り返り、今年はさらに「文化、食、観光」における交流を育んできたと述べ、今年2年目となる「日本秋祭り」については「140にものぼるイベントを無事に終えることができ、サポートをいただきながら大いに盛り上がった」と謝意を述べた。ゲストスピーカーとして招かれた張建宗・政務長官は「格安航空の路線が拡大したことで日本がより身近となり、多様化した旅行が進むだろう。年々日本への訪日客が増加していることは喜ばしい」と話した。会場には都道府県の香港事務所16カ所より和牛、果物、日本酒などの試食試飲ブースが設置され、福島県は全国新酒鑑評会で金賞受賞している日本酒を出展した。同県農林水産物農産物流課主事の清水一郎氏は「震災から7年になるがいまだ厳しい。少しでも多くの人に福島県のことを理解していただければ」と話した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171113_4995/