民主動力は12月5日、来年3月に行われる立法会議員の補欠選挙に向けた民主派内の予備選挙の詳細を発表した。6日付香港各紙によると、民主動力は補選が行われる4議席のうち直接選挙枠の新界東選挙区と九龍西選挙区に出馬する民主派候補の一本化として電話調査、実体投票、組織投票を通じた予備選挙を行う。結果は立候補届け出開始の前日である来年1月15日に発表。予備選挙で1位となった候補が選挙管理委員会から立候補資格を得られなかった場合は次席候補が繰り上げで出馬するという。予備選挙の候補者は、九龍西が民主党の袁海文氏、香港民主民生協進会(民協)の馮検基氏、先に議員資格を喪失した姚松炎氏。同選挙区での出馬を目指していた曽健超氏は辞退し、姚氏への支持を表明した。新界東は工党の郭永健氏、香港中文大学学生会の張秀賢・元会長、新民主同盟の范国威氏となっている。各候補は予備選挙で落選したら補選には出馬せず、予備選挙の勝者以外の候補者は支持しないとの協約に署名した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171205_5674/