12月6日付香港各紙がユニーの香港撤退の予測を報じている。これはブルームバーグが配信したニュースを元に報道されたもので、とある企業がユニー3店舗分の買収金額として、ユニーの親会社であるユニー・ファミリーマートホールディングスに対し、1億米ドル(約7億8000万ドル)を提示したというのが発端のようだ。ユニー側は現在この件について会計会社と話し合いの最中で、まだ合意にはいたっておらず流動的な状態とも付け加えられている。ユニー側から公式な発表はまだなく、各メディアからの問い合わせに対しノーコメントの姿勢を貫いている。今回の報道に関し金英証券アナリストの羅家亮氏は「いわゆるGMS(総合スーパー)の業態はテナント賃料の高い香港では難しい。利益も芳しくなく新たな投資先を模索しているのではないか」と分析した。ちなみにユニーが香港に進出したのは1987年。現在は太古城のほか、九龍湾と楽富の計3店舗が営業している。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170825_3110/