香港衆志や社会民主連線(社民連)、民間人権陣線などの非親政府派団体は12月3日、「抗争者とともに威権統治に反撃しよう」と題するデモ行進を開催した。4日付香港各紙によると、デモの参加者は主催者発表で2000人、警察の推計ではピーク時に1800人だった。デモ隊は湾仔盧押道からセントラルの終審法院(最高裁判所)まで行進。政府本庁舎前広場に突入して禁固刑を受けた「セントラル占拠行動」の学生リーダー、立法会議事堂に突入して禁固刑を受けた新界東北部開発反対デモ参加者、就任宣誓をめぐる問題で議員資格を喪失した元議員らに声援を送った。保釈中である香港衆志の羅聡冠氏と黄之鋒氏、社民連の黄浩銘氏、議員資格を喪失した社民連の梁国雄氏、自決派の劉小麗氏、姚松炎氏らが先頭を歩き、「政治迫害反対」「威権時代は怖くない」などと叫んだほか、袁国強・司法長官の辞任要求や基本法23条に基づく立法に反対するプラカードが掲げられた。10月に行われた同様のデモの参加者は主催者発表で4万人、警察の推計ではピーク時に4300人と10倍もの差があったが、民間人権陣線の召集人は今回の統計方法は厳格にしたと明かした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171004_4163/