特区政府統計処は11月30日、2017年10月の小売り統計を発表した。小売業総売上高は前年同月比3.9%増の375億ドル(速報値)、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同3.6%増。9月の小売業総売上高は同5.7%増、小売業総販売量は同5.6%増に修正した。17年1~10月の小売業総売上高は前年同期に比べ1.2%増、小売業総販売量は同1.1%増となった。10月に売上高の増加が目立ったのは、医薬品・化粧品の同9.9%増、その他消費財の同8.8%増、食品・酒類飲料・たばこの同8.5%増、燃料の同8.5%増、宝飾品・時計・高級贈答品の同8.4%増、衣類の同7.0%増、デパート商品の同6.2%増、中医薬の同5.8%増、家具・固定装置の同3.4%増、履き物・衣料小物の同2.1%増、メガネの同1.4%増、自動車・同部品の同1.0%増、スーパーマーケット商品0.7%増だった。一方、売上高が減少したのは、その他耐久消費財の同18.7%減、書籍・文具・贈答品の同2.4%増、電器・撮影器材の同2.2%減だった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171106_4880/