日清食品がIPOに向け公募開始

日清食品が新規株式公開(IPO)に向け、11月29日から公募を開始することがわかった。28日付香港各紙によると、同社は1株当たり3.45~4.21ドルで2億6900万株を発行、最高で11億3100万ドルを調達する見込みだという。取引単位は1000株で、4252ドルからの投資が可能となる。公募締め切りは12月4日正午、主幹事は野村証券が務め、11日に上場する予定だ。大口投資家には伊藤忠商事や三菱商事、カゴメなど日系大手が目立つが、珍しいところではシンガポールの飲料会社の楊協成の名前も見られる。今回の上場は香港を含む中国事業の分離上場。日本では日清食品ホールディングスとしてすでに東証1部に上場している。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171124_5394/

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