香港空港管理局(HKAA)は11月19日、香港国際空港の2017年10月の利用統計を発表した。10月の航空貨物の取扱量は前年同月比2.3%増の43万トンだった。主に輸出が同4.0%増加したことが影響。地域別では欧州との貨物量の増加が目立った。一方、10月の旅客数は同7.3%増の延べ616万人。主にトランジット客と出入境者が同14.0%急増したことによる。10月は国慶節、中秋節休暇による黄金週間が旅客数増加にプラスになったといえる。また地域別では、9月に続いて日本との往来の増加が最も顕著で、東南アジア、中国本土との往来も目立った。10月の離着陸数は同4.0%増の3万5990便だった。また17年1~10月の航空貨物の取扱量は前年同期比9.9%増の401万トン、旅客数は同2.7%増の延べ6050万人、離着陸数は同1.7%増の34万9090便だった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171017_4452/