特区政府統計処は11月16日、2017年8~10月の失業率(速報値)を3.0%と発表した。前月発表(17年7~9月)の3.1%から下降した。不完全就業率は前月発表と同じ1.1%だった。失業率が下降したのは主に、貿易業と金融業だった。就業者数は383万7100人で、前月発表と300人しか差はなかった。労働人口は約4900人減って約396万700人、失業者数は約4600人減って約12万3600人となっている。特区政府労工及福利局の羅致光・局長は「失業率は1988年以降で最も低く、不完全就業率も4カ月連続で1.1%という低い水準を維持している。就業人口は前年同期に比べ増加が顕著である」とコメントした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171020_4548/