沙頭角で11月13日、スマートフォンの仕入れに向かっていた車両が購入資金580万ドルを強奪される事件が発生した。14日付香港各紙によると、被害者はアイフォーンXの買い付けを委託された男性(63歳)とその息子(28歳)。同日15時ごろ、沙頭角公路から粉嶺方向へバンで走行中、進行方向を逆走してきた車両に正面から衝突されたという。車からは5人組の男たちが出てきて、バンの運転席の窓をハンマーで打ち砕いた後、刃物で脅して運転していた男性の顔にコショウスプレーを吹きかけて現金の在り処を尋ねたため、男性が座席の下に隠していた現金を手渡した。男たちはその後、自分たちの車に放火して、仲間が運転する別の車両に乗って逃走した。男たちは黒いキャップをかぶり、マスクを付けており、広東語を話していたが、警察では犯罪組織による計画的な犯行とみて中国本土籍の男を指名手配するなど、捜査を進めている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170922_3823/