先の大型連休で18便もの欠航を出したLCCの香港エクスプレス航空(香港快運航空)に対し、民航処が条件付きながらライセンスの更新を認可した。11月10日付香港各紙によると、これは民航処が空運牌照局とともに11日で満期を迎える同社のライセンスの更新の是非を検討していたもの。検討の結果、同社が航空運輸事業者として許可された期間は5年。一部議員からは「長すぎる」との声も上がる中、過去数週間に問題が起きなかったこともあり、いくつかの条件付きで認められた形だ。提示された条件は、半年先までの事業計画書および財務報告書の提出、管理職人事の刷新や保安トレーナーの増強などのほか、当面の路線拡張や増便の抑制を求めた厳しい内容となった。香港エクスプレス航空では今回提示された条件を受諾、同社広報も「この半年は言わば地固めのための期間。内部環境の改善とサービス向上に努めたい」とコメントしている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171009_4202/