旧暦歳末恒例の年宵花市の出店料オークションが始まったが、ビクトリア公園の飲食店舗が予想外の安値で落札された。11月7日付香港各紙によると、その店舗とは同公園内最大の飲食店舗のA店舗。投資会社である「人民超市×hmv」が50万ドルで落札したが、昨年実績の82万ドルと比較すると39%の大幅な減額で、5年来の安値となった。同社では蛇スープや点心、韓国式焼肉などの軽食を販売する予定だという。また残るB店舗も同64.5%減の55万3000ドル、C店舗も同44%減の35万ドルと大幅な落ち込みは同様だった。毎年、出店料の記録を塗り替えていた「会所1号」だが今回のオークションには不参加のもよう。沙田の明星海鮮舫跡地の新店舗開店などのため、参加を見送ったようだ。一方、湿貨(生花や軽食)屋台も同じ日にオークションが行われたが、こちらは飲食店舗とは正反対で、昨年の最高値を5%も上回る8万3200ドルで記録を更新した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171106_4882/