北角渣華道の街市(公設マーケット)の女性用トイレで嬰児の遺体が見つかり、香港警察は遺棄事件とみて捜査を開始した。11月7日付香港各紙によると、5日に女性トイレ内の5つある個室のうち1つで床に血液の痕跡が見つかり、下水がつまって使用できなくなったため、翌6日に清掃員が配管を開けてそうじしようとしたところ、人間のものとみられる肉の塊を発見し、通報した。塊は白く、腸のようなものが付いており、鑑識課の調べで胎盤であると判明。下水管から取りだそうとしたものの、胎盤とつながっている嬰児の身体がひっかかっていたことから、配管をたどって別の場所から下水管を切開し、男児の物とみられる遺体を取り出した。何者か11月5日にトイレ内で出産後に遺棄したと考えられるが、そのトイレは毎週日曜に多くの外国籍家政婦が使用しているとのことで、当局は市場内の防犯カメラの映像解析を急いでいる。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=14310