飲食チェーンの「ピザハット」が過去10年間も従業員の給料を少なく払っていたことが分かった。11月3日付香港各紙によると、同社は先ごろ離職者に書面で給料の過少払いについて通知。レストラン店舗など営業運営部門の一部従業員の休日報酬で計算ミスがあり、2007年から給料を少なく払っていたのだという。平均で年棒の約1%少なかった計算となり、例えば月給が1万5000ドルならば毎年1人当たり1800ドル少なかったことになる。該当者の中に離職者がどのくらいいるのかは明らかにされていないが、現職者は3000人余りに上る。今年8月に計算ミスを修正し、現職者については12月の給料とともに支払うことになっているそうだ。ピザハットは香港・マカオに約100店舗展開、従業員は約5000人を有している。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171023_4566/