先週末(11月4~5日)の住宅市場では新築取引が引き続き減少した。6日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約50件で、前週末の約172件から72%減。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は14件で、前週末の9件から5件増加。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は11件で、前週末の9件から2件増えた。3日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は158.72(前週比0.7%下落)で、2週連続で下落。下落幅は過去18週で最大となった。指数は10月23~29日に正式契約された取引に基づくが、主に10月9~15日に交わされた仮契約が反映されており、林鄭月娥・行政長官の施政報告(施政方針演説)発表の影響が表れた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171031_4694/