旧暦歳末恒例の年宵花市の出店権オークションが11月6日にスタート、開始価格が発表された。3日付香港各紙によると、この日競売にかけられるのは香港内15カ所で開催されるすべての花市の屋台だが、その中で最大規模となるビクトリア公園の価格はわずかながら値上げされ、一律で1.5%上昇。飲食店舗用屋台(大)は36万6780ドル、同屋台(小)は19万6460ドル、特設屋台は4万750ドル、湿貨(生花や軽食)1万650ドル、乾貨(物販)1万3920ドルなどとなっている。毎年参加し出店料の記録を塗り替えている「会所1号」グループの黄復華・社長は「落札価格が開始価格とかけ離れているので元から気にしていない」と値上げによる影響は否定しながらも、「どこの業界も今は人手不足が深刻。かといって花市のために新規採用などありえず、まだ検討中」と積極的な出店の意思は示さなかった。ちなみに2018年の年宵花市は2月10~16日の予定。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=16677