本土民主前線、英シンクタンクのリポート執筆

英シンクタンクのヘンリー・ジャクソン・ソサエティーが10月31日に発表した香港人権リポートは本土民主前線の梁天琦氏らが執筆にかかわっていた。11月2日付香港各紙によると、同リポートは「香港20年:公民、政治、法律権利の後退」と題し、梁氏のほか先に香港への入境を拒否された英国保守党人権委員会のベネディクト・ロジャーズ副主席も執筆している。梁氏は同リポートで「1国2制度が香港を守るという希望はなくなり、香港市民の民主追求がますます困難となっていることに西側社会は関心がない」と批判。ロジャーズ氏も「若い政治家が投獄され、銅鑼湾書店関係者が失跡したことは香港の人権・自由が低下していることを反映している」と述べている。これに対し全国人民代表大会(全人代、国会に相当)香港代表の馬逢国氏が「香港独立分子が外国勢力との結託を深めれば、ますます中央の警戒を招き、実際のところ香港社会にメリットはない」と述べるなど外国勢力の干渉に非難が上がっている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171102_4798/

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