「第一世代のオクトパスカードが2018年1月20日から順次失効する」というニュース(本紙2面参照)。筆者の物持ちが良いのか、カードが丈夫なのか、表面の色がはげるまで使いこんだ第一世代のカードを今も使用している▼内容をよく理解する前に「失効」の文字を見て焦った筆者は、失効後も残金は新カードに移行できるということに気付く前に、慌てて日本にいる友人らに連絡した。彼らは以前香港に住んでいて、いずれも第一世代のカードを持っている可能性がある人たちだ。本人たちに調べてもらうと案の定、第一世代のカードが多く見つかった▼親切ぶって「残金やデポジットが無駄になったらいけないから、郵送してくれれば新カードに交換してあげる」という筆者に「磁気カードが郵送できるか否かはさておき、郵送料を差し引いたら残金もたいしたことない」とか「残金は捨ててもいい」「デポジットはどうでもいい」という返事。思わぬところで筆者のケチぶりが露呈してしまったのである。(本)