電子書籍の閲文集団が新規株式公開(IPO)に向け10月26日に公募を開始した。同日付香港各紙によると、同社は1株当たり48~55ドルで1億5100万株を発行、最高で83億2500万ドルを調達する見込み。取引単位は200株で、1万1111ドルからの投資が可能となる。公募締め切りは31日正午、11月8日に上場する予定だ。閲文は騰訊(テンセント)から分社化した電子書籍の大手。同銘柄に対する注目度はきわめて高く、購入申し込みは個人・法人を問わず15~18万件に達し、今年最多になるとの見方もある。また、信用取引の注文総額はすでに650億ドルを超えているとの試算もなされている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170721_2253/