PMQ、ジャパンデザインウイーク開催【香港―社会】

セントラルのPMQで10月18~22日、「ABLE&PARTNERS JAPAN DESIGN WEEK in Hong Kong」が開催された。19日にはスペシャルゲストとしてタレント・絵本作家の西野亮廣氏が来港し記者発表会が行われた。会場では西野さんの絵本「えんとつ町とプベル」の展示会もあわせて開催。作品は特殊なフィルムに絵をプリントし、後ろからLEDライトで絵が光る仕掛けになっている。4年半かけて作り上げた同作品は「分業制」で制作。西野氏が作品の元となる絵コンテを描き、各得意分野をもったイラストレーター総勢30名以上が関わった。「映画や舞台というものにはちゃんと監督、役者、音楽プロデューサー、映像担当など様々な人が関わり1つの作品を作るのに、なぜ絵本は1人で制作するのか」という疑問をもったのが分業に踏み切ったきっかけと西野氏。クラウドファンディングで制作費用を募り、支援総額4637万円の調達に成功した。日本では5000部でヒットといわれる絵本市場で2016年10月の発売後、半年でAmazon書籍総合ランキング1位、累計印刷部数32万部を達成した。映画化も決定しており、2019年公開を目指す。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170906_3320/

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