特区政府統計処は10月19日、2017年7~9月の失業率(速報値)を3.1%と発表した。前月発表(17年6~8月)の3.1%から横ばい。不完全就業率は前月発表と同じ1.1%だった。各業界によって失業率の変動は異なるものの、その幅は軽微だ。就業者数は約3800人減って383万7400人、労働人口は約5800人減って約396万5600人、失業者数は約1800人減って約12万8200人となっている。特区政府労工及福利局の羅致光・局長は「4カ月連続で失業率が3.1%、不完全失業率も1.1%を維持していることは労働市場ではほぼ全員が就業状態にあることを反映している。前月発表に比べ主要経済業界の失業率の変動は小さいが、経済成長の恩恵から多くの業界で1年前よりも失業率は低下している。中でも専門業種、清掃を除くサービス業、小売り業界の失業率の低下が目立つ」とコメントした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170920_3675/