林鄭月娥・行政長官は10月16日、礼賓府で立法会議員を招いた昼食会を行った。17日付香港各紙によると、昼食会には48人の議員が出席。非親政府派は24人のうち10人が出席し、内訳は民主党2人、公民党3人、専業議政4人、それに中間派の陳沛然氏となっている。非親政府派からは政治体制改革やり直し要求や「港人首置上車盤」のデベロッパーとの共同開発に関する問題などが提示されたが、過激な勢力は出席していなかったため抗議活動を行う者はいなかった。ある民主派議員は、林鄭長官が民生改善策を打ち出して多くの市民の好感を得ていることから、穏健民主派は「すべてに反対」すれば市民の反感を買うだけと明かした。ただし過激な民主派や本土派などは穏健過ぎたり官僚に好意を示したりすれば支持者から攻撃されるため、何でも反対しなければならないと指摘した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171016_4417/