旧政府庁舎を再開発したホテル、12月開業【香港―経済】

セントラルにあり、かつて香港特区政府の重要部門が置かれていたオフィスビル「美利大厦(Murray Building)」は再開発によって高級ホテルへ生まれ変わることが決まっているが、このほど従業員の募集が始まり、その待遇などが明らかになった。10月6日付『香港経済日報』によると、同ビルは築47年。2012年に政府新聞処がアドミラルティーの新政府庁舎への移転したことでその役目を終え、13年には公開入札が行われ九倉集団(ワーフ)傘下の企業が44億ドルで50年間の借用件を獲得。外壁はそのままに内部を、ホテルを含む商業施設に改装する計画が決まった。客室336室を有する「The Murray」は今年12月オープンが見込まれ、10月6日には就職説明会および面談が行われた。管理職90人(平均年齢35~38歳)はすでに決まっているそうで、今回募集したのはレストラン、ボールルーム、セキュリティー、クリーニングなどを担当するスタッフ150人。月給は1万7500~1万9000ドル、一部主任クラスの月給は2万ドルだという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=7556

Share