先週末(10月7~8日)の住宅市場では施政報告(施政方針演説)の発表を前に新築取引はやや減少した。9日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約370件で、国慶節連休だった前週末(3日間)の約450件から18%減。うち将軍澳の「晋海」が328件を占めた。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は8件で、前週末の15件から7件減少。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は7件で、前週末の8件から1件減少した。6日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は160.02(前週比0.57%下落)で、再び下落に転じた。下落幅は過去8カ月で最大となる。指数は9月25日~10月1日に正式契約された取引に基づくが、主に9月11日~17日に交わされた仮契約が反映されている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171004_4155/