日本経済新聞社と金融統計機関マーキットは10月6日、2017年9月の香港の購買担当者指数(PMI)を発表した。10月7日付香港各紙によると、9月のPMIは51.2で、8月の49.7から1.5ポイント上昇。再び景況判断の目安となる50を上回った。主に産出、新規受注が伸びを回復。新規受注は8月の下落から上昇に転じた。ただし中国本土の香港製品・サービスに対する需要は低下しており、本土からの新規受注は5カ月ぶりに下落した。マーキットのエコノミストは「第3四半期の香港の域内総生産(GDP)伸び率は約4%が見込まれ、前年同期より明らかに良好だ。だが香港企業の経営の見通しはまだ楽観されていない」とコメントした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170907_3374/