中国銀行の香港支店設立100周年を記念する100ドル紙幣が9月28日から発売される。9月26日付香港各紙によると、同行が記念紙幣を発行するのは2008年の北京五輪、12年の中銀創立100周年に続きこれが3回目。今回の発行量は過去最多の計500万枚という。通常の1枚ものの紙幣(売価288ドル)のほか、切断されていない3枚つづり(同988ドル)、30枚つづり(同1万3888ドル)の計3種類ある。一般の販売価格は前述の通りだが、ゾロ目や中国で縁起のいい番号の紙幣については、別途で金額が設定されている。申し込みは満18歳以上で香港身分証(IDカード)所持者に限られ、受け付けは中銀各支店かネットで10月18日まで。抽選の結果は11月1日に発表される予定だ。また、記念紙幣が発行されるたびに話題になる転売価格だが、専門家の話では1枚もので600~800ドル、3枚つづりで1600ドルほどになると予想される。30枚つづりはそれほど高騰せず1万6000ドル程度との見方が出ている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=14844