国務院香港マカオ弁公室の張暁明・主任と中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)の王志民・主任は9月25日、ともに就任初日にメディアに会見した。26日付香港各紙によると、張主任は「ある官僚の異動を香港に対する中央の方針・政策の変化と一緒にしてはいけない。私の知る限り中央の政策・方針は制定から現在まで変わったことはない」と強調。民主派から強硬といわれていることに対しては「香港独立は違法であり、この根本的な問題では容認的な態度を取ってはならない。中央または特区政府にかかわらず香港独立問題に対しては法に基づき抑制・封じ込めを図る1つの対策しかない」と述べた。一方、王主任は2人の異動が正常な人事と強調し、「1国2制度の方針に沿って行政長官と特区政府の基本法に基づいた施政に協力し、香港と中国本土との交流、一帯一路への参入、粤港澳大湾区建設のより多くの機会を設け、香港の発展を促進することを望む」との姿勢を示した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170926_3876/