香港ではアイフォーンの新機種が発表されるやいなや転売が活発になることが恒例になっているが、9月22日に発売されたばかりのアイフォーン8は、早くも値崩れしているという。23日付香港各紙によると、発売日は正規アップルストアでは開店時間を2時間繰り上げたものの、市民の行列はできなかった。旺角の携帯電話ショップが多く入居するビル「先達広場」も発売翌日だというのに転売目的の客はまばらだったそうだ。ある店のアイフォーン8(ゴールド)の買い取り価格は64GBモデルが5700ドル(定価5988ドル)、256GBモデルが7000ドル(定価7288ドル)で、いずれも定価を下回っていたという。ある店の店主は、アイフォーン8と7の違いは大きくはなく、転売する人が少ないと分析。8の買い取り価格は定価より200~300ドル安くなると予想されていたが、今後数日でさらに下がることが見込まれるという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170915_3582/