ペニンシュラ月餅、税関がニセモノ摘発【香港―社会】

10月4日の中秋節を控え、香港税関は商標や版権を侵害している中秋節関連商品の一斉摘発を行った。9月16日付香港各紙によると、今回見つかったのはザ・ペニンシュラの月餅の模倣品213箱、ディズニーなどの人気キャラクターを無断で使用したランタン211個、および商標や版権を侵害する物品800点。それらの市場価値は約11万ドル相当で、逮捕者は15人に及んだ。税関では数日前に市民から、ザ・ペニンシュラの中華料理レストラン「嘉麟楼」のカスタードあんミニ月餅のニセモノが市販されているとの通報を受けて捜査を開始。上水の薬局で本物に交じって売られていたほか、SNSで売りに出されているのが分かった。押収された模倣品には本物との相違点が少なくとも5カ所あることが分かっており、「箱のふたに描かれた花の紋が正規品は12本だが模倣品は18本ある」「箱の底の英文の注意書きの中のIN Aという文字が模倣品はINとAの間にスペースがあいていない」などの特徴があるという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170908_3466/

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