選挙管理委員会は9月14日、立法会で空席となっている6議席のうち4議席の補欠選挙を来年3月11日に行うと発表した。9月15日付香港各紙によると、先に補選を行う4議席は直接選挙枠が香港島、九龍西、新界東の各1議席、職能別選挙枠が建築・測量・都市計画・緑地設計業界の1議席。議員資格を喪失した梁国雄氏、劉小麗氏、姚松炎氏が立候補を検討する意向を示しており、民主派は資格を喪失した議員が議席を取り戻すのを優先的に支持するという。昨年の選挙での親政府派対非親政府派の得票率は、香港島が30.9%対50.7%、九龍西が38.9%対60.5%、新界東が34.6対59.3%であるため、この3議席は非親政府派が候補者を調整できれば当選する可能性が高い。建築・測量・都市計画・緑地設計業界は姚氏が得票率43%で当選したが、これは親政府派候補が2人だったため、親政府派が1人の候補に絞れば当選する可能性が高い。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170914_3564/