今後、香港社会の高齢化は急激に進み、平均寿命もさらに長くなるようだ。9月9日付香港各紙によると、政府統計処は8日、最新の人口統計リポート「香港人口推算2017~2066」を発表した。今後50年の香港の人口推移を予測したところ、2016年中期時点で734万人の人口が44年中期には822万人まで増加するがこれがピークでその後減少に転じ、66年中期には772万人になる見込み。低出生率も継続し、16年に女性1000人が生んだ子供の数は1205人だったが、50年後には子供の数は1166人になるという。16年の総人口のうち17%だった65歳以上の割合は66年には36.6%に上昇、一方で16年に11.8%だった15歳以下の割合が66年には逆に9.2%に低下、香港社会の少子高齢化に歯止めは掛からないとみている。平均寿命は50年後には男女ともに今よりも6歳ほど長くなり、男性は87.1歳、女性は93.1歳になるものと予測される。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170801_2411/