「セントラル占拠行動」発起人である香港大学法律学院の戴耀廷・副教授の免職を要求するネット上での署名が約8万人に達した。9月4日付香港各紙によると、署名活動は立法会の何君堯・議員が8月29日に始めたもの。9月3日午後11時までに7万7425人が署名し、うち法曹界関係者が2539人、教育界関係者が8786人を占めた。署名のほかに多くの人がメッセージを寄せ「戴氏は教職を反法治、反政府の手段としている」などと批判している。何氏は3日足らずで当初の目標だった4万人を突破したことに喜びを示し、8万人を突破したら記者会見を行うと予告した。戴氏の免職要求は3段階で進めており、第1段階が香港大への書簡提出、第2段階が署名活動を含む大衆への参加呼び掛け、第3段階は香港大の回答を見て、要求通りならば問題は解決だが、要求に沿わないかプロセスが不公正ならば法的手段に訴えることも検討するという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170901_3227/