香港大の学長「個人の行為に責任を持て」【香港―政治】

香港大学で8月30日に入学式が行われ、来年1月で退任するピーター・ウィリアム・マセソン学長が約1300人の新入生に向けてスピーチした。31日付香港各紙によると、マセソン学長は「大学は学生を成人とみなし、独立した思考を持ち、間違いの中で学習し成長するとみている。みんなは個人の行為に責任を持ち、香港大に対する香港人の信頼に応える責任がある」と語った。メディアから卒業生の周永康氏が禁固刑を受けた件について聞かれ「判決を尊重する。学生の動機が社会の未来に対する関心であることは理解するが、違法者が法律の制裁を逃れる理由にはならない」とコメントした。また学生会の黄政●・会長もスピーチし、周永康氏や有罪判決を受けた馮敬恩・元学生会会長らを挙げて「香港大は卒業生の林鄭月娥氏が行政長官に当選した際に祝福したが、実は多くの香港大出身の若き抗争者がおり、同様に学生が学ぶべき人たちだ」と指摘した。【●=金へんに得のつくり】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170825_3116/

Share