「中国のデジタルサービスが進んでいる」。そんな評判や記事を最近多く耳にするようになった。また Alibaba傘下のAnt FinancialがHarvard大学から「先進的かつ再現可能」なビジネスとして評価され、Harvardビジネススクールの企業事例集に取り上げられたことは記憶に新しい。コピー商品や「安かろう悪かろう」の製品のイメージが根強くあった中国。しかし、そのような「偏見」はもう昔のこと。中国は今、デジタルを活用し、圧倒的なCX先進国となっている。日本企業はそんな中国のサービスを牽引する中国の先進企業から学ぶことが多くある状況となっている。実際、どれほど「先進」なのか。CXを定量的に測るためにNPSNet Promoter Score推奨者の正味比率を調査したところ、交通、ECの両業界で、中国が最高値、平均値、最低値の全てにおいて日本を上回っている。また保険においては、平均値、最低値について、中国の方が日本よりかなり高い数値となっている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170829_3145/
