先週末(8月26~27日)の住宅市場では台風にもかかわらず新築取引がやや増加した。28日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約150件で、前週末の約121件から約25%増となった。うち長和実業が開発している「海之恋」が122件を占めた。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は6件で、前週末の2件から4件増加。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は2件で、前週末の3件から1件減少した。25日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は160.8(前週比0.41%上昇)で、2週連続で上昇し過去最高を更新した。指数は8月14~20日に正式契約された取引に基づくが、主に7月31日~8月6日に交わされた仮契約が反映されている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170822_2921/