英国のマーク・フィールド外務省閣外大臣は8月24日、香港訪問中にメディアの取材を受け「セントラル占拠行動」学生リーダーらの量刑見直しについてコメントした。25日付香港各紙によると、フィールド氏は量刑見直しに政治的考慮がかかわっているとの批判に対し「目下、その見方を支持する根拠はない」と述べたほか、先の弁護士団体による共同声明を挙げて「司法制度が干渉を受けていない明確な証拠」と指摘。さらに「英国側は香港の司法が政治的干渉を受けていないとみている。事態の発展に留意し、政治的干渉の証拠があれば英国側は中国政府に指摘し、9月に発表する香港に関する半年ごとの報告にも盛り込む」と述べた。また林鄭月娥・行政長官はフィールド氏と会談した際、「香港の法治と司法機関の独立性はこれまで同様に堅持されている」と強調。特に終審法院(最高裁判所)には英国から来た8人の裁判官がいることなどを挙げ、法治は引き続き安定を維持できると述べた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170825_3116/