袁国強・司法長官は8月24日付香港各紙に寄稿し、「セントラル占拠行動」学生リーダー3人の量刑見直しに対する非親政府派の批判に反論した。袁長官は判決に対する批判的な論評について「本件の基本事実と香港の法律制度に対する認識が不足していることを反映している」と指摘。3人の被告に対する起訴内容は違法集結であり、重点は参加者らの行為が違法であるかどうかであるため「被告3人は彼らの主張と政治理念によって起訴されたのではない」と述べた。3人が上訴を放棄した段階で有罪判決に異議は唱えておらず、量刑見直しは刑罰の間違いや過不足の法的根拠だけが考慮されるため政治的要素は含まれないことなどを説明したほか、判決文でも「3人の被告は集会、デモまたは言論の自由を行使したことで有罪が確定し量刑が下されたのではなく、彼らが法律の一線を越えたことと深刻な違法手段に対して下された」と明示されていることを挙げ、海外メディアを含む一部論評による司法機関への攻撃を非難した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170824_2989/