特区政府統計処は8月24日、2017年7月の貿易統計を発表した。7月の輸出総額は前年同月比7.3%増の3266億ドル。うち再輸出は同7.4%増の3229億ドルだったが、地場輸出は同5.3%減の37億ドルだった。輸入総額は同5.5%増の3562億ドル。貿易赤字は輸入総額の8.3%に当たる296億ドルだった。アジア全体への輸出は同8.8%増。中でも増加が目立ったのは、フィリピンの同26.7%増、台湾の同23.5%増、タイの同12.7%増、日本の同9.0%増、中国本土の8.8%増、シンガポールの同7.8%増。しかし、マレーシアの同1.0%減、インドは同0.4%減と、それぞれ減少した。他地域向けの輸出では全体的に減少。英国が同4.9%減、米国が同0.6%減と、ともに減少したものの、ドイツは同6.7%増加した。一方、1~7月の輸出総額は前年同期比8.5%増。うち再輸出は同8.6%増、地場輸出は同1.6%増。輸入総額は同8.7%増。貿易赤字は輸入総額の10.8%に当たる2578億ドルだった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170728_2364/