先週末(8月19~20日)の住宅市場では新築取引が急減した。21日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約121件で、前週末の約350件から約60%減となった。うち長和実業が開発している「海之恋」が74件を占めた。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は2件で、前週末の1件から1件増加。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は3件で、前週末の4件から1件減少した。18日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は160.14(前週比0.19%上昇)で、再び下落から上昇に転じた。指数は8月7~13日に正式契約された取引に基づくが、主に7月24~30日に交わされた仮契約が反映されている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170815_2774/